一般社団法人明るいうつの会|うつ病|悩み|相談|北海道旭川市

 

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一言

一言
 
 平成24年度の自殺白書が発表されました。
昨年はついに3万人を下回り、旭川での自殺者も減少いたしました。

 これは様々なサポート体制と、うつ病や自殺に関する啓もう啓発活動が広く認知されてきたからだと思われます。
 ただ自殺者が減ったと喜んでばかりもいられません。
その方々は、これから生きていくことを選択したわけで、社会での受け皿の確立や就労場所の確保、傷つかず孤独にならずに生きていく仕組み作りが必要になってくるでしょうことは容易に想像が出来ます。

 当会からもうれしいことに職場復帰を果たされた方が数名いらっしゃいます。
しかし残念ながら、自死を止められなかった事例もございました。

 相談の現場は、生きるか死ぬか、生きるのならどうやって生きていくのかが明快な答えを出せないもどかしさの中で進んで行きます。

 障がい者の相談支援事業所が旭川市内にもたくさん増えましたが、残念ながら行っていることが全く異なっています。
私たちの想いは、一つでも命をつなごう、それが活動の理念です。
そして、月1回の定例会が終わった後に笑顔で帰って行ってもらう。これが活動当初からの願いです。

 私たちの活動はまだまだ続きます。

 社団法人を維持し事業を遂行して行くためには、たくさんの方々の財政的なご支援と、精神的なサポートが必要でございます。
当会の趣旨にご賛同下さる方々や企業の方々には、ぜひとも財政支援をお願いいたします。

 

救急車にのせられて・・・

救急車にのせられて・・・
 
 数か月前のこと・・・

 心労と過労により完全に体調を崩して、久々に病院で安定剤を打ちました。
その帰り道。。

 すぐに帰れば良かったのですが、せっかく街中に出たのだからと用事足しをしてから帰る途中・・・
めまいがして地面が揺れ、あれよあれよという間に壁に激突して前後不覚になりました。
近くの方がすぐに救急車を呼んでくれて、助けられたのですが。。

 私は現在、気ままな一人暮らし。
救急隊員に「ご家族と連絡がとれますか?」と聞かれても、家族・親族がおりません。
 まずは携帯電話に登録されている緊急時の連絡先(法人役員)に電話をかけてくれるように頼みました。
幸いすぐに電話対応をしてくれたのですが・・・既往症は?と聞かれてうつ病を患っていると答えたようです。

 救急隊員はすぐに市立病院へ搬送の照会をしましたが、脳血管障害の可能性があるので先に外科に搬送してくれるようにとのこと。
市内でも大きな脳外科病院に搬送の照会をしたら、今度は「精神疾患ならば市立病院へ」と言われて救急車は立ち往生。
また市立病院に紹介をしても、受け入れ出来ないと言われ、結局別な外科病院に搬送の照会を。
 そこで今度は「ご家族はいますか?家族がいなければ退院時に困るので、受け入れ出来ない」と言われて救急隊員も困っている模様。
先の緊急連絡先になっていた法人役員に、病院まで迎えに来てもらうことを条件に、やっと救急車は動き出しました。

 私はと言うと・・・かなりおかしい。意識が混濁、声が出ず会話も出来ずの状態。

 救急搬送先の処置室で医師と看護師に「大丈夫ですか?」と聞かれて、私は「しばらく休みたい」と言ったようです。
気が付いたら1時間ほど処置室でいびきをかいて眠ってしましました。
そう、連日睡眠時間2〜3時間だったからなぁ。それに安定剤を打たれたんだから、しかたないよなぁ。

 救急車はもっと重篤な患者に使うべきとのお叱りを受けそうですが、救急車を呼んでくれた方の判断は正しかったと思います。
命に別状が無くとも、私は意識混濁で肉体の限界にきていたのですから。

 さてここで問題提起を三つ。

 一つは、2度の照会にも断り続けた精神科を擁する市立病院の対応が良かったのかどうか。
一つには、精神疾患だからと言って、外科的検査を行わないと判断したのが良かったのかどうか。
もう一つは、家族がいないという理由で搬送が断られているという実態。

 仕事もしてるし生活もきちんとしているんだけど、それでもダメですか?
精神病んでる独り暮らしは、社会の恩恵も受けられない???

いろいろ考えさせられる体験でした。

以上
 
 あ、その後の私は元気に過ごしております。
お騒がせいたしました。
 

謂れのない差別・・・

謂れのない差別・・・
 
 私も感じているし、相談者も良く話されることとして、やはりまだ社会の中で精神疾患に対する差別があるということ。

 私たちうつ病患者が社会に復帰する時には、職場では腫れ物に触る(ん?これも逆差別)ように大事にしてくれます。
でも陰で聞こえてくる言葉・・・あいつ薬飲んでるんだよ・・・
 薬飲んでるからなんですか?風邪をひいたら薬飲むでしょ?糖尿が悪くなれば自分で注射も打っている。
うつ病なんだから薬飲んでるんですけど??? って、いったい何???
「あいつ薬飲んでるんだよ」  まるで隠語ですな。

 私たちは職場に復帰するときや、就職するときに「うつ病を患っています」と勇気を持ってカミングアウトしています。
「私はうつ病です」って言ってるからといって「あなたはうつ病だから」って言われるのはなんか変。

 皆さん自分が利口だと思っていますか?
「いやー私頭が悪いから!」は謙遜。だからと言ってカミングアウトしている人に向かって「あなた頭悪いから」って言ったら、喧嘩になりませんかねぇ。

 「うつ病だから」といって職場の要職を降ろされそうになったことがあります。
「ごめん、この職に就く前からうつ病だったんだけど。10年以上仕事してきて今更なに!」

 うつ病患者は特別ではありません。ただ頑張りすぎると壊れちゃうんです。

 まだまだ風当たりの強いうつ病。本当に理解がされる日はいつになるのでしょうか?
 

受診のアドバイス

受診のアドバイス
 

 精神科や心療内科にかかってしばらくすると、ドクターに自分の体調や心の重さがうまく伝わらないと思う方が多いようです。
日々のご相談の中でも、同じような事で悩んでいらっしゃる方のお話を聴く機会が多くなりました。
ご参考になるかはわかりませんが、今までに自分の体験と様々な方々のお話から少し書かせて頂きます。

 ドクターとの受信の時間は3分〜10分位の短い時間で行われることが多いようです。
(もちろん、ドクターの判断で30分以上かけている例もたくさん聞いております)
 うつ状態が辛い時期には、自分から自分の話しを切り出すのはたいへん難しいです。
たいていはドクターから「調子はいかがですか?」などと切り出されることが多いのですが、そこで患者側が「まあまあです」「いつもと変わりありません」などと答えていることが多いようです。
 ドクター側からすれば、良い状態が「変わりなく」続いているのか、それとも悪い状態が「変わりなく」続いているのかの判断がつきにくい答えなのです。
短い時間ではありますが、出来ればこの1〜2週間の主なエピソードや、体調や心の状態(しんどいのか、楽になってきたのか)などを簡単にお話ししましょう。

 あまりにもプライベートな問題と思われることは、他の相談機関にお話しした方がいいでしょう。
ドクターの仕事は、精神的なしんどさや辛さを医学的な立場から治療し楽にすることです。
家族の問題や近隣住民、友人関係などの問題は、それが今の病状によほどの悪影響を与えていない限り、おそらくドクターにも解決できません。
他の悩み事相談を受けている機関にご相談された方がよろしいでしょう。
 実際、私たちが相談を受けている中でも弁護士につなげるケースが時々あります。

 身体が重い、心が重いと感じたら、その事をぜひドクターに伝えてください。
ドクターは精神科のプロですから、それらの問題にはきちんと適切な処置をするでしょう。
その為にも、自分の今の病状をわかりやすく伝えることを心がけてください。

 

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3.面談による相談
4.自殺対策・予防
5.啓蒙・啓発活動
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